こころがつながるのが怖い 愛と自己防衛 イルセ・サン ちょっと感想

本の紹介

本の情報

前著の『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』がベストセラーになっています。デンマークの心理セラピスト、イルセ・サンの第二弾の書籍です。

タイトル:こころがつながるのが怖い 愛と自己防衛

著者:イルセ・サン 訳:枇谷玲子

発売日:2017年9月14日

出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン

単行本(ソフトカバー)、電子書籍ともで発売されています

愛情に満ちた関係を築きたいが、なぜか築けない。子供のころは自分を守るために必要だった「自己防衛の戦略」。大人になり心が強くなると不要なはずなのに、無意識に「自己防衛の戦略」を使ってしまい自分の感情と向き合うことができず、他者と距離をとろうとしてしまう。事例が多数上げられ丁寧に解説されていて読みやすい本です。

ちょっと感想

この本を読んでみようかなと思っている人は、解決方法を知りたくて読もうとしているのではないかと思います。具体的な方法を知ることが目的で読もうと思っている人にはお勧めしない本だったりします。わたしは読んでみて、もの足りない感じでした。で、どうしたらいいの?って思いました。

向き合うことを避けていた子供のころのできごと、無意識に行っている「自己防衛の戦略」と向き合うことで起こる感情や行動などその辺を知りたい人は読んでみてください。

どんなことでもそうですが、結局は自分が読んでみないとわからないですよね。

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