MASK マスク 東京駅おもてうら交番・堀北恵平 内藤了 角川ホラー文庫

藤堂比奈子シリーズの次に発売されたシリーズです。

比奈子シリーズが好きで、同じ雰囲気の作品かと思いましたが

ちょっと違っていました。

それでは、本の紹介をしていきたいと思います。

MASK マスク 東京駅おもてうら交番 堀北恵平

本の情報

MASK 東京駅おもてうら交番 堀北恵平

著者:内藤了

発売日:2019年2月23日

出版社:KADOKAWA

文庫:320ページ

角川ホラー文庫

あらすじ

東京駅のコインロッカーで、箱詰めになった少年の遺体が発見される。遺体は全裸で、不気味な面を着けていた――東京駅おもて交番で研修中の堀北恵平は、女性っぽくない名前を気にする新人警察官。先輩刑事に協力して事件を捜査することになった彼女は、古びた交番に迷い込み、過去のある猟奇殺人について聞く。その顛末を知った恵平は、犯人のおぞましい目的に気づく! 「猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズ著者による新ヒロインの警察小説、開幕!

Amazonより

目次

プロローグ
第一章 東京駅おもて交番
第二章 少年全裸箱詰め事件
第三章 東京駅うら交番
第四章 駆け出し刑事 平野ジンゾウ
第五章 異形の面
第六章 鬼面に魂を宿す術
第七章 MASK
エピローグ
『COVER 東京駅おもてうら交番・堀北恵平』

本の巻末には次回発売予定のプロローグにあたる部分が一部掲載されています。

この部分を読むと、続きが気になるんです。

『 COVER 東京駅おもてうら交番・堀北恵平』 ここがその部分。

著者紹介

内藤了(ないとうりょう)

2月20日生まれ。長野県長野市出身、在住。

長野県立長野西高等学校卒。デザイン事務所経営。

2014年に、日本ホラー小説大賞読者賞受賞作『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』でデビュー。この受賞作の『ON』につづくシリーズの『CUT』『AID』『LEAK』『ZERO』『ONE』『BACK』『MIX』『COPY』 『BURN上』 『BURN下』 などがある。

MASK 東京駅おもてうら交番・堀北恵平を読んで

堀北恵平の魅力

主人公の堀北恵平ことけっぺいちゃんは

短く黒い髪にスレンダーな体でブランドの洋服に興味がない幼さが残る女性。

現在、東京駅おもてうら交番で研修中の『警官の卵』。

どうやれば、先輩たちに追いつくことができるか

学ぶところがあるかと日々勉強中の姿に

がんばれーって応援したくなるキャラクターです。

東京駅周辺が聖地

タイトルにあるとおり、物語の舞台は東京駅周辺。

東京駅周辺

所在地〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目

開業大正3年(1914年)12月20日

総面積182,000㎡(東京ドーム3.6個分)

東京駅赤レンガ舎前の広場前(東京駅丸の内駅前広場ことなのかな?)で

けっぺいちゃんが東京駅赤レンガに向かって

挨拶をするシーンが度々でてくるので、

どんな風景を見ているのか知りたくて調べたりしました。

実際に見ると、なにか感じることができるのかもしれないけれど

ストリートビューで見るぐらいではなにも感じなかったです。

あなたの存在がミステリーなのかホラーなのか悩ませます

ある交番の老いた警察官の存在が、この小説にホラー色をもたせてます。

角川ホラー文庫なのでホラー色があってもよいのですが

比奈子シリーズのような感じの小説だと思って読むと

違うなーって思います。

そして続きます

けっぺいちゃんがとてもお気に入りになりました。

応援してます。

次回作は『 COVER 東京駅おもてうら交番・堀北恵平 』

続きもどんどん発売されるはずです、楽しみにしてます。

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